俺は普通に東京電力なんですが、使ってる人も結構いるのかな? 日本だとまだまだメジャーとは言い難い太陽光発電ですが、原発や火力発電のように産業廃棄物が出ないクリーンな電力ということは誰でも知ってる事ですよね。そして世界的な原発規制が始まっている現代、将来的には電力の主力になるかもしれません。
なんで仮想通貨のサイトでそんな話をしてるかというと・・・、
2017年10月のICOで3400万ドル(約37億円)を集めたオーストラリア発のアルトコイン、
Power Ledger(パワーレジャー)
が太陽光発電ネットワークを作るコインだからです!めっちゃこれからの時代に合った目的で動き出したPower Ledger、これ素晴らしいコインなので、是非読んでみてください!
■目次
1.Power Ledger(パワーレジャー)ってどんなコイン?
Power Ledgerは2017年10月のICOの後、11月に一般発売された比較的若いコインになります。通貨単位は「POWR(パワー)」。発行枚数は10億枚。イーサリアムのブロックチェーンを使用。その目的はというと、
太陽光発電で作った電力を、みんなで自由に売買できるプラットフォームを作る。
というもの。
太陽光発電、というのが個人的には凄く好きです。だって原発怖いじゃないですか。地震でメルトダウンする危険性がわかっているのに、いまだに世界中で稼働を続ける原発。撤廃を決めている国もあるけど、日本では全然動いてますね。発電量の問題や大人の事情があるとは思いますが、太陽光発電みたいなクリーンエネルギーのが断然いいでしょ。電気、その方向になぜ持っていけないのか。
そんななか、オーストラリアでは企業・家庭での太陽光発電の導入率が20%を超えているようで、2020年までに40%にまで拡大すると見込まれているとのこと。その余った電力を、仲介業者を介さず売買できるネットワークをブロックチェーン上につくって、安い値段で電力を供給する、というのが目的です。
そして凄いのは、
オーストラリア政府から800万ドルの助成金を受けている。
というところ。オーストラリア政府が後押ししてるプロジェクトなんですね。そして国だけではなく、他のエネルギー産業のグローバル企業とも多数(16社!)パートナーシップを結んでいます。エネルギー関連の仮想通貨は他にもありますが、企業とパートナーシップを結べるほどの仮想通貨は珍しく、それだけ実現性の高いプロジェクトだということです。そしてPower Ledgerは、
関西電力と共同研究も行っている。
えっ、って思うでしょ? マジです。せっかくだから関西電力のHPもリンク貼っときます。⇒関西電力とパワーレジャーの共同研究プレスリリース。関西電力も、ブロックチェーンでの電力販売を研究しているみたいですね。そして下の画像はその概要になります。
すいません、ちょっと画像が小さいんですが、マジでしょ? 関西電力って書いてあるでしょ? いや、めっちゃ親近感湧くわ。というか逆に関西電力が凄いわ。日本企業も、着々と次世代に向けて進んでるんですね。
2.Power Ledger(パワーレジャー)で、どうやって電気を買うの?
さて、肝心のどうやって電気を買うかですが、Power Ledgerのネットワークに加入して、後は自由にそのネットワーク上で売買ができます。個人でも企業でもOK。イーサリアムのブロックチェーンを使っているので、売買記録はすべてスマートコントラクトで瞬時に記録されます。
今までも個人宅の太陽光発電の余剰電力を売る仕組みはありましたが、仲介業者を通すため売り手は思うような値段で売れず、逆に買い手は思うように安く買えないというデメリットがありました。Power Ledgerの場合は仲介業者を排除することでまず値段が安くなります。
そして今までは売買の決済完了まで一か月以上かかっていたものが、スマートコントラクトのため「どれだけの電力をいくらで売ったか」がすぐにわかり、瞬時に決済ができるようになります。これ、売る人にとっては便利ですよね。
そして珍しいのが、電気売買専用のトークンが用意されているところ。
Power Ledgerのトークンは「POWR(パワー)」というものなんですが、これはPower Ledgerの利益のために仮想通貨取引所で売買されるトークンになります。(もちろん俺たちも買えますよ)
そしてPower Ledgerには珍しいことにもう一つトークンがあって、そのトークンは実際の電気売買のときに使われるものになります。その名も「Sparkz(スパーク)」。このSparkzは、法定通貨の価値と連動していて、例えば1Sparkz=1セント、と固定された金額で設定されています。
なぜ二つになっているかというと、
トークンを実際の電気売買に使う場合、そのトークンが安定した金額でないとやりづらいわけです。でも「POWR(パワー)」は仮想通貨取引所で売買されるため、どうしても価格の上下が出てしまう。そのため現実での電気売買用に、「Sparkz(スパーク)」を用意した、ということです。
プロジェクトが大きいだけあって、最初から実用ベースで進んでいるPower Ledger。日本では太陽光発電の普及率はそれほどですが、世界的に見てクリーンエネルギーの需要は高い。そして日本の関西電力も、ブロックチェーン技術を使った新しい電力の販売方法を模索しています。Power Ledgerが世界の一大インフラになる可能性もありそうですね。
3.Power Ledger(パワーレジャー)のチャート価格は?
さて、そんなPower Ledger/POWRのチャートですが、
下がってますね。今61.4円ぐらいで、今年の2月から同じような値段で横ばいです。去年の11月からスタートなので、まだ具体的な動きが出ていないからかもしれません。しかし今年の第4Qにはアプリのベータ版の発表を予定しています。ひとつ大きなニュースが出ればいきなり爆発する可能性もありますが・・・今買うべきか、
しかし期待できる通貨には違いないので早めに買っておきたい。関西電力も噛んでるしな・・・。
4.Power Ledger(パワーレジャー)が買える取引所は?
さて、そんなPower LedgerはHuobi(フォビ)で買うことができます。香港拠点の取引所ですが、日本の取引所では買えないアルトコインの扱いが多い取引所です。ビットコインやリップルなどのメジャーなコインにチャンスを感じない人は、一度海外の取引所を覗いてみるといいと思いますよ。登録は公式ページにGO!⇒Huobi公式。
Huobi(フォビ)のかんたん口座開設方法は↓に詳しく書いてあるので、参考にして下さいね。
このサイト「ワクワクするぜ、仮想通貨。」ではHuobiで「お、コレは!」と思ったコインを徹底的に調べて紹介しています。Power Ledgerに興味を持った人は、Huobiで買える有望コインをまとめた⇒Huobi(フォビ)で買える草コインまとめ①! 伸びしろ絶大!超期待の5銘柄を徹底紹介!! も読んでみて下さい。コインごとに違う目的と可能性があって、これからの仮想通貨投資にきっと役に立ちますよ。
5.おまけ
開発チームに犬がいましたw こういうとこも好き。アソビゴコロ、いいですよね。