やっほー、ジブアシです。みなさん元気ですか? 俺は元気です。日々うんうん唸りながらブログを書いていますが、ところでみなさん、
知ってるわ!
という罵声が聞こえてきそうですが、じゃあ、
BitcoinCore(ビットコインコア)は知ってますか?
んん・・・?
どうですか? コレ、知らない人もいるんじゃないですかね? ちなみにビットコインからハードフォークしたコインじゃありません。ビットコインコア。訳すとビットコインの中枢・・・? なんのことでしょうか? 気になりますよね。
今日はさっくりと、コラム的にビットコインコアを紹介します。知らない人は一応知っておいた方がいい程度の、知ってる人はふーん、と読み飛ばしていい程度のことですが、いろいろ疑問の多い仮想通貨業界、知っておいて損なことはありません。軽く読めるので、今日の豆知識にどうぞ。
ビットコインについての本当に簡単なことは下の記事にも書いてあります。初めての方はこちらもどうぞ。↓
1.ビットコインには、システムを管理してる組織がある。
みなさん、今さらですがビットコインは「非中央集権」を掲げたコインです。それはつまり誰も管理せず、誰もがビットコインの管理者であるという理念です。ビットコインがここまで世界的に大きな存在になったのも、この「中央管理者がいない」という理念が共感を呼んだ、というのも一因だと俺は思ってます(俺はね)。俺たちは「日本」という「国」があるから日々平和に生きていられるわけですが、でも「日本」って、俺たちのこと本当に考えてくれてんの? って思ったとき、普通の人なら「?」って思うんじゃないでしょーか? 税金は上がるし年金は下がるし、この国に住んでていいことあんのか。まあそんなふうに思うことも、あるっちゃありますよね。
そこに来て、ビットコインの「非中央集権」。
なにそれスゲー、っていうのが最初にビットコインを調べたときの感想でした。だって「お金」を「国」が発行しないんすよ!そんなことできんのか!って思ってもっと調べたら、
できんじゃん。
すげーなビットコイン。てな感じでワクワクしましたが、ここでちょっと素朴な疑問が・・・。
じゃあ、ビットコインは誰が管理してんの?
だから「非中央集権」だっていってんじゃん。みんなが管理者だってさっき自分でも書いてたじゃん。いや、それはわかってるんですが、
ビットコインのシステム開発って、誰がしてんのよ?
ね!それは疑問に思うでしょ!いくら非中央集権っていったって、開発し続けてる人はいるはずじゃん!ってことはその人たちが実質ビットコインの管理者ってことじゃん!だってハードフォークとか誰がどうやって決めてんの? 管理者いないんでしょ? ねー!これは気になるでしょ? って思って調べてみました。それが、
BitcoinCore(ビットコインコア)です。
BitcoinCoreがどういう団体か、公式HPより引用(和訳)を持ってきました。
Bitcoin Coreは、Bitcoinコアソフトウェアと呼ばれるBitcoinクライアントソフトウェアを維持管理するオープンソースプロジェクトです。
これは、有名なBitcoinのホワイトペーパーを発表した後、中本聡氏がリリースした元のBitcoinソフトウェアクライアントの直系の子孫です。
ということらしいです。こちらに公式HPのリンクも貼っておきますね。⇒BitcoinCore公式
ビットコインのホワイトペーパーも上のリンクから見ることができるので、興味のある人は読んでみてください(英語だけど)。こんなにも大きな存在になったビットコインの始まりが、たった9ページのホワイトペーパーというのもカッコイイですね。
話がそれましたが、「オープンソース」というのは社会におけるソフトウェアの自由を擁護する非営利団体らしいです。ここで選挙で選ばれた人たちが、ビットコインのシステム開発・管理をしてるみたいですね。「通貨」としてビットコインを管理しているわけではなく、ビットコインの「ルール」を管理しているようです。
んー、そうすると非中央集権の定義とは・・・?
2.もういちどビットコインの非中央集権を考えてみよう。
よく考えれば当たり前ですが、ビットコインにもシステム開発・管理をしている組織(BitocoinCore)があります。そして取引を記録するマイナーがいて、売買をするユーザーがいて、ビットコイン全体が回っているわけです。すると結局、管理をしているBitocoinCoreが中央集権なんじゃないの? とも思えますが、BitocoinCoreのやり方に賛同できなければ、ビットコインからハードフォークして新しい通貨を作ることもできるわけです。ビットコインキャッシュなんかがそうですね。そしてマイナーとユーザーが支持しなければビットコインは回らない。BitocoinCoreだけがあっても、マイナーだけがいても、ユーザーだけでもビットコインは成立しないわけです。つまり誰も中央集権的な権力は持っていない。うまく回るためのバランスを、ビットコインに関わる全員が少しづつ担っている。これがビットコインの「非中央集権」なのかもしれませんね。
3.やっぱりビットコインはおもしろい。
そして仮想通貨の基礎であるビットコイン、やっぱり面白いです。ビットコイン以降のアルトコインは、プラットフォームを作ったり新しいコミュニティを作ろうとしたり、それぞれいろいろな目的があるわけですが、「通貨」としての流通を目指したビットコインは、シンプルに面白い。投資としての価値だけでなく、ビットコインがどんな世の中を作っていくのか、これからも注目していきたいですね。